世界最高のマーケティング会社Red Bullのマーケティングは機能や利点を説明するのではなくイメージを前面に押し出すという話

こんにちわ。

 

皆様はレッドブルという飲み物を知っていますか?

 

世界的に有名なこの飲料水は、一人のドイツ人によって生み出され、

 

オーストリアの会社としては、世界で最も成功してる会社として知られています。

 

しかし、この会社が提供する飲料水は、ただ飲料水を提供するのではなく、

 

業務と関係ない会社の買収を繰り返し、サッカーチームやF1チームを所有し、

 

エクストリームスポーツを世界に広めたことでも知られています。

 

でも、この会社の実態は謎が多く、

 

公開企業ではないため決算の概要も常に公開されてるわけではありません。

 

創業者のディートリヒ・マテシッツは極めてメディア出演も好まないため、

 

世の中ではほとんど知られていない人でもあります。

 

しかし、この謎に包まれたレッドブルという会社について、説明されてる本が、あります。

 

それは、こちら。

 

3.3 out of 5 stars (3.3 / 5)25個の評価

レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか

ヴォルフガング ヒュアヴェーガー (著), 長谷川 圭 (翻訳),

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この本は、レッドブルが世界有数のマーケティング会社であることを説明していて、

 

我々のような日々、マーケティングに携わる人間にも多大な勉強になる本なのです。

 

色々なことが書いてありますが、今日の記事では、

 

このレッドブルという会社がマーケティングをする上で大切な価値観が書かれている部分を紹介しようと思います。

 

私はとても勉強になったので、あなたも参考になるはず。

 

それがこの一説。

 

現代社会はすでに資本主義から離れ、次の段階に入っているという。

 

これを彼は「消費主義」と呼ぶ。資本主義では、消費者のニーズを満たすことが重要であった。

 

消費主義では、個人(ジーンズとファストフードに代表されるこの社会に本当にそんなものがまだ存在するのかどうかは疑わしいが)が変革を求め、市場に介入してくる。

 

そのため、商品のプレゼンテーションでは、機能や利点を説明するといった従来の宣伝は影をひそめ、イメージを前面に押し出したものに取って代わった。

 

このデオドラントを使えば女の子にもてる。このタバコを吸えばきみは自由だ。あなたが選ばれた人間ならこの車に乗れ。

 

こんな小さな缶でのどの渇きをいやせると思うな、翼を手に入れるためにレッドブルを飲め。

 

つまり、商品の働きについては、何一つ説明しようとせず、代わりに、イメージ、価値、イデオロギーを心に訴えかけてくる。

 

ボルツはこれを「精神的付加価値」と呼んだ。

 

この精神的付加価値は、かつて人々が教会で感じていたような精神的充足感の代用となっている。言うならば、レッドブルは消費主義という名の新しい宗教における〝聖水〟となったのである。

 

なるほどねえって唸りますよね。

 

我々は、自分のサービスを展開するとき、どうしても機能の良さや利便性を押し出してしまう。

 

でも違う。

 

今の人々は、そんなものはもう求めていない。

 

そんなものは中国産の安い製品で事足りる。

 

人々が求めてるのは、もっとクールでエキサイティングできる体験だということですよね。

 

どういう風にブランドが理解されるのかは機能性や値段も大事だけど、やっぱりブランドが発信する哲学みたいなものであり、

 

そのような深い思想が理解された時こそ、爆発的にヒットするのだと思う。

 

これは、芸術作品に高い値段がつくのと同じっていうか。

 

過去の記事でも、同じようなことを書いたけど、

 

現代アート作品が高額で売れる理由を、モテる人の特徴から考えてみた

 

人が商品を買うときには、その存在が認識されて理解されてるっていうことが大事で、

 

どのように価値を理解させるのか、存在を認識させるのかってうところに、

 

アートやマーケティングのクリエイティブもあるのかなって。

 

まあ、今日はそんな話でした。

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