潜在ニーズを見つける方法 | 大ヒット商品「固めるテンプル」成功の秘密とは?【マーケティング】

 

マーケティング業界では、「顕在化しているニーズ」と「潜在的なニーズ」という二つのニーズに対する区別があります。

 

顕在化しているニーズとは、「夏は暑いから涼しいところに逃げ込みたい」とか、「彼女がいないから彼女が欲しい」とか「服が汚いし臭いから綺麗にして消臭もしたい」とか、そういった類のニーズのことです。

 

このようなニーズは、誰が見ても明らかなニーズなので、市場の大きさなども容易に分かるわけですが、

 

大企業や、資金調達したベンチャーなど、資金をたくさん持つプレイヤーが主戦場とする場所なので、零細企業である我々には戦い難いフィールドと言われています。

 

他方で、潜在的なニーズというのは、人々が当たり前に受け入れている現実や、人々が前提のように考えてる知識の中に隠れている不満のことを言いまして、

 

皆んな声に出して不満だとは言わないが、実は不便に感じてたり、もっと便利なものを探してる状態で、さらに、それらは無意識下にあるものだから、潜在ニーズといいます。

 

顕在化しているニーズは見つけやすいが勝ちにくく、逆に潜在的なニーズは見つけるのが難しい反面、大企業も気が付かない隠れたニーズなので、零細企業でも戦いやすく、

 

うまくいけばヒット商品になった後ですら、大企業やライバルは、なぜその商品が売れているのか、本質的なところが掴めなかったりして、めちゃくちゃ美味しい勝負をすることも出来たりします。

 

まさしく、潜在ニーズを上手に取り扱うことは、今の時代、「大体なんでもいいよね」と言われる経済状況では必須の能力であると思うわけですので、

 

今日の記事では、世の中の潜在ニーズをうまく捉えた商品を紹介し、潜在ニーズの見つけ方を学んでいきたいと思います。

 

大ヒット商品「固めるテンプル」成功の秘密とは?

 

 

固めるテンプルという商品がありますが、こちらの商品は、油を固めてゴミ袋に入れて捨てられるようにするという商品なのですが、

 

家事をあまりしない人にはよく分からないと思うのですが、実は多くの家庭では、

 

固めるテンプルが発売される前は油をそのまま下水に流せないので、いちいち新聞紙にしみ込ませて袋に入れてゴミ箱に捨てていたんですよね。

 

でも当時の消費者は、それで何の不満も持っていませんでした。しかし、「なぜ、そうしているの?」というのをあらためて調査してみると、

 

「もっと手軽に捨てたい」「手は汚したくない」といった消費者の声が出てることは明らかなわけで、こういうが潜在ニーズの典型例なんですよね。

 

つまり、皆んなが当たり前のようにやっていることだけど、本当は手を汚さないで手軽に油を捨てたいという未充足のニーズが見つかったのです。そしてそのニーズをとらえるための使い道は、

 

「手軽に、手を汚さずに、油が捨てられる」となりまして、固めるテンプルは、手軽に、手を汚さずに、油が捨てられるように「化学的に油を固める」というのがアイデアを発明したんですね。

 

このように、今使われている製品・サービスの中にも、まだ消費者自身の言葉になっていない未充足のニーズを見つけることができるはずです。

 

なので、消費者が「なぜそれを使っているのか?」とか「本当は何を(解決)したいのか?」といった問いを立てリサーチすることで、未充足のニーズに近づくことができるというのが、隠れたニーズの見つけ方です。

 

是非皆さんも、マーケティング担当者として働いてる方であれば、アイデアを作る上で、大事な視点のひとつだと思いますので、ベネフィットの裏側の消費者の充足してないニーズを見つけてみてください。

 

今日は以上になります。

 

参考にした本

欲望とインサイト: インサイトハンターの日常
4.5 out of 5 stars (4.5 / 5) Kindle¥0 単行本¥2,420

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