日本人の芸術家がニューヨークで成功した理由。アートから学ぶマーケティング。

 

 

村上隆さんといえば、日本人として日本で育ち、芸術を使って米国のニューヨークで成功した恐ろしい人です。

 

芸術って、今も昔も基本は大金持ちの娯楽であり、大金持ちクラブで自分の存在感を際立たせるために使われたりするんですよ。

 

そういう観点から言えば、欧米世界でアジア人が、あそこまでの価値を生み出せるというのは驚異的なわけです。

 

だって、アメリカで芸術を買うとき、英国の顔も知れぬバンクシーの作品を買うよりも、アジアのジャップが作った作品を買う理由が普通はない。

 

なんていうか、周りに対して、その作品を持つことが自慢にならなくね?とか思われたりするじゃないですか。

 

歪曲しすぎだという意見もあるが、差別的な価値観はまだまだあると思うんで。

 

それで、どうやってアートで価値を生み出すか、それに関して書かれてる本がありまして、超面白いのでぜひ買って読んでみて欲しいので、紹介するのですが、

 

 

その本の中に、こんな文章が書いてあって、それがマーケティングとかやる人にとっても勉強になるんじゃないかなと思うわけです。

 

ぼくは自分の原稿の翻訳をしてもらう人の選択をとてもセンシティブに行っています。そうすることで主張を海外にちゃんと伝えているのです。 ピーター・ドラッカーの経営論も、ハリー・ポッターの物語も、どちらも変な日本語の文なら日本で売れないと思います。僕の作品が米国でも評価されるのは、五〜六人の翻訳者で、五〜十回の推敲を重ねて作りあげた展覧会の英語のカタログがあってこそのものだろうと思います。ちゃんと伝えたいことがあるのならば、そのぐらいの時間や手間をかけなければなりません。

 

伝えていくことの重要さが、いかに大切かよく分かる。伝わるということの価値が、どれだけ大切かよく分かる。

 

そういえば、ラッパーのクレバという人がいまして、彼も昔、ラジオで「自分が良いと思ってるだけで良いなら音楽なんか作らないと思う、どうやって人に伝わるかを徹底的に考えてる」と言ってましたからね。

 

分かりやすいというのは、簡単という意味ではなく、頭を振り絞った結晶なんだなあと思いますね。iPhoneだってシンプルだが、そこに至るまでには多くの無駄を削ぎ落としてきたわけで、

 

 

 

シンプルだけど説明しなくても深く伝わる、そういう意識がマーケターにも重要かなと。

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